分相応に風が吹く 上れば下がる 川の雑魚
人 見るもよし 見ざるもよし われは咲くなり
まぬけのでくのぼう ふぬけのおせっかい
糸ほどのものにて すでに 百足なり
かたわらの 土瓶もすでに眠りおる 寂しいことに けじめはないよ
人の口元 あやうき落とし穴 仕掛けのからくり こんなものの
山の上に かそけく人は住みにけり。道くだり来る心はなごめり。
請われれば 一差し舞える人になれ
知者不言 言者不知
気負いつつ もの言う人の眼をみれば 言葉はかなし 言葉は恐ろし
思う事 秘めて初めて 力なり
手を休め 心を休め ひとときを 無心になりてまた立ち上がる